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投資を誰に相談するか

資産運用をはじめるとき、家族や友人には相談しにくい場合もあり、誰にどのように相談をしたらよいか悩まれる方もいると思います。そこで、いくつか違うタイプの専門家を紹介します。

まず、家計の状態や今後の資金ニーズをもとに最適な資産設計・資金計画を提案し、暮らしとお金についてアドバイスする専門家としてあげられるのが ファイナンシャルプランナー(FP)。世界共通水準のFPサービスを提供できる上級資格のCFP資格、国内で幅広く普及しているAFP資格、および国家検定のFP技能士の3つのFP資格があり、有資格者がアドバイスするための専門知識を十分持っていることを証明しています。

FPのプロのアドバイスを聞く相談料は、目安として1時間あたり5千円〜1万円ほど。日本FP協会のホームページでは、地域や相談したい内容によって、自分にあった専門家を探すことができます。また、無料相談会や、電話での無料体験相談もあるので、そのような機会を利用してみるのも良いでしょう。FPは、将来の資金設計のプランニングの専門家であるため、特に投資や金融商品の選択について相談したい場合は、その分野に強いFPを検索してみることも大切です。

投資や運用の相談先として、近年、英語のIndependent Financial Advisorの頭文字から「IFA」と呼ばれる独立系金融アドバイザーも増えてきました。IFAは、特定の金融機関に属していないため、独立した立場で顧客のニーズや状況に合わせて最適と思われる資産運用を考え、運用アドバイスと売買を仲介する専門家です。一般的には、相談を受ける顧客から手数料を直接受け取るのではなく、業務委託契約を結んでいる証券会社などから、ポートフォリオや売買のプランに応じて顧客が支払った売買手数料の中から一定の割合で手数料報酬を受け取ります。

IFAを通じた売買の場合は、相談料などがかからない半面、個人自らがネット証券を使って売買する際より高い手数料となりますが、資産運用のプロに任せることができることがメリットです。ただし、FPやIFAなど専門家と上手に付き合うには、丸々お任せにするのではなく、提案された運用のリスクや手数料水準などを理解すべく、わからないことを聞く意識と学ぶ意識を持ち続けることが大切です。

投資を始めるにあたり、セミナーに参加することも有効な方法です。最近は、銀行や証券会社が、平日の営業時間に店舗に行けないお客さま向けに、週末セミナーを行うことが増えており、アナリストの専門的な話や上場企業の経営陣の声を直接聞ける実践的なセミナーのほか、投資初心者向けのものや、NISA(少額投資非課税制度)、iDeCo(個人型確定拠出年金)についてのセミナーも多く開催されています。

日本証券取引所では、JPXアカデミーとして、金融商品の解説から経済理論など、実際に自ら投資を行う際に必要な知識・情報を提供するさまざまなセミナーを全国各地で実施しています。他にも、FPやIFAの主催するセミナーや、ファイナンシャルアカデミー社などのように、初心者から上級者向けまでお金や投資に関して幅広く学ぶ多くのコースをそろえたスクールもあります。

主催者側の目的や有料・無料の差異はありますが、さまざまな金融関係者が、ひとりでも多くの方に投資を始めていただこうと取り組みをしています。